いい人なのに、好きかどうかと聞かれると「好き」だという感情にまではいかない。
でも、会っていると楽しいし・・・
友達みたいだけど、これでいいのかな・・・
結婚生活へのイメ-ジは作れるものの、好きだという感情だけがついていかない・・・
このような「好き」……になれないからという悩みをもって先へと進めず婚活が長引いてしまっている方は少なくないようです。
結婚するお相手なのだから、好きになって結婚をしたいというお気持ちはとてもよくわかります。
しかし、
結婚相談所は恋愛相手を見つける場所ではないのです。
家族となって二人で幸せを作っていくためのパートナ-を探していく場所なのです。
もちろん、どちらも大切な要素なのですが、この恋愛感情に囚われ過ぎてしまうと結婚への決断ができなくなってしまうようです。
お見合い結婚は条件が先、感情は後からついてくる
結論から申しますと、お人柄が良くて、自分と相性が合っている・自然体でいられて譲れない条件も満たしている、
ということであれば、結婚への決断をしてもいいと思うのです。
好きという感情はなくとも、愛情をもって接していくという姿勢が大切に思います。それは後にとても大きな絆となっていきますから。
今から約50年前の時代にはお見合いが主流であり、恋愛結婚は憧れの時代だったようです。
そんなお見合い結婚であっても仲の良い老夫婦はたくさんいらっしゃいますよね。
あなたのおじいちゃん・おばあちゃんはどうですか?
長い年月を過ごされた夫婦の間には、恋愛感情というよりももっと深い愛情が育っていくものです。
喧嘩や文句を言いながらも、お互いが支え合って感謝の気持ちの連続で一生懸命生きています。
好きという感情とは違った形で大切な存在となっていくのです。
しかも、当時のお見合い結婚では、今のお見合い結婚のようにお相手を選ぶってこともできなかったのです。
親や親戚、近所のお世話好きの方からの縁談話から始まり、嫌ともいえない断ることもできないという結婚も少なくはなかった時代ですね。
そう考えると、相手を条件から自由に選び、自らお見合いを申し込めるってとてもありがたいことだと思いませんか?
また、どんなに好きになって恋愛結婚をしても残念ながら別れてしまう方も少なくはありません。
要は、恋愛結婚でもお見合い結婚でも幸せになれるのは自分の考え方次第でもあるということです。
結婚して、何年もの月日を重ねた時に、「この人と結婚してよかったな」と思えるような生活を送っていける、それが結婚の醍醐味ともいえるのではないでしょうか。
時代は変わってしまっても、人と人との関係性の深め方はいつの時代でも変わることはありません。
結婚相談所での出会いはお見合いが基本となります。
「好き」という感情を待ってしまうのは、あなたの頭の中にはどうしても恋愛がしたいという気持ちが最優先になってしまっているのかもしれません。
あなたは恋愛がしたいのか?結婚がしたいのか…ということです。
恋愛結婚とお見合い結婚の違いでもあるのが、その感情の部分です。
条件から入るお見合い結婚なのか、感情から入る恋愛結婚なのかの違いというものを今一度理解していくと、頭の中が少しづつ整理されていくのではないかと思います。
ここで、今一度恋愛と結婚についての違いを整理して、自分が何を求めているのかを振り返ってみましょう。
恋愛と結婚の違いって何??
そもそも、よく恋愛と結婚は違うと言われますが、皆さんはどうお考えでしょうか。
ここで根本的な恋愛と結婚の違いについて簡単にあげてみました。
恋愛と結婚の違い
〇 結婚は、毎日を一緒に過ごす日常生活がべースとなるが、恋愛は休日や仕事後の空いた時間を楽しむための特別な時間となる。
〇 恋愛は自由なので気ままに楽しむことを重視するが、結婚は社会的な責任が伴ってくるので信頼関係や覚悟が必要となる
(恋愛はいつでも別れることができるが、結婚は法的な手続きにより簡単にはいかない)
〇 恋愛では幸せにして欲しいと相手に求めることが多いが、結婚は二人で一緒に幸せを作っていくものである。長い年月によって深い絆ができる。
〇 恋愛では、いつもときめいていたいと感じ刺激を求める傾向が強いが、結婚は安心感や安定性を基盤として、お互いが安心していられる居場所を築いていく意識が強い
〇 恋愛では見た目を重視する傾向が強いが、結婚は内面が第一でありお人柄確認が重要なポイントとなる
〇 恋愛は二人だけの世界であり個人同士の付き合いだけど、結婚はお互いの家族も関わり合いを持つようになる。(結婚はお互いの家族との交流も関わる)
恋愛と結婚の違いをザックリとあげてみましたが、結婚は恋愛と違って法的に「家族になる」ということであり、社会的なさまざまな責任が伴ってきます。
恋愛は恋愛感情がなくなってしまったらそれで終了となってしまうのでしょうが、結婚は相手を尊重しながら大切に思うこと、感謝の気持ちを忘れずに歩み寄り合うことで、
かけがいのない存在へと変わっていきます。
どう考えるかは全て自分次第
恋愛や結婚に対しての考え方も人それぞれで、
例えば、
・ 恋愛をして、その延長線上に結婚があるのだから恋愛相手も結婚相手も同じだと考える人。
・ 恋愛の相手にはいいけど、結婚相手となると違うと考える方。
年齢にもよりますが、今、恋愛をしている人にとっては、そのお相手といつかは結婚したいと思っている方が多いかもしれません。
また、今は結婚まで考えていなくても、結婚を意識した時にその人とのお付き合いが続いていれば結婚をする可能性は高いとも言えるでしょう。
感情から入るのか、条件から入って形を作っていくのかの違いです。
※ 一つ、勘違いのないようにお伝えしておきますと、お見合い結婚をしたからと言って恋愛ができないということでは決してありません。
条件から入ってお人柄を確認して、お付き合いを進めていくことで、好きという感情が起こらなくとも、それ以外の感情が必ず起きてくることでしょう。
その感情をどうとらえていくかということです。
相手からも想われなければ先へは進めない
結婚する人なのだから・好きという感情をもって結婚するのは当たり前だ!と考えている方、
もしも、その好きな感情を持つのが当たり前と考えるならば、
当然のことながら相手からもあなたを好きになってもらわなければならないことになりますよね。
相思相愛で大恋愛をして相手からも好きだと言われて結婚出来たらそれはとても幸せなことでしょう。
大恋愛をしての恋愛結婚の場合だったらそのようなイメ-ジを持たれるのかもしれませんが、
先に申し上げましたように結婚相談所でのお見合いという条件から入る結婚では恋愛結婚とは少し形が違うかもしれません。
好きという感情・感覚は人それぞれですので、好きでなくても他の感情表現として相手を選んでいくことはいくらでも可能です。
一人で考えていると混乱してしまうことも多いでしょう。
お悩みやモヤモヤを解決するために、いつでもお気軽にお話いたしましょう。
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