お見合いやデートの回数を重ねている方のなかに、「いつまでも決められない」ループに陥る方がいらっしゃいます。恋愛経験が豊富なのに結婚しなかった方にも言えることかもしれません。
希望に合った方と交際がスタートし、いい雰囲気で進んでいても、最終的には「二人の生活が想像できない」など曖昧な理由でお断りしてしまったり......。
そういった方は、たとえ理想的な方が現れても
「完璧すぎて怖い、浮気されそう」「こんな人が独身なんて、何か裏があるに違いない」
など、ネガティブな理由を見つけては決断を先送りしてしまいます。
たしかに、選択肢を残している状況は、結論も失敗もないので居心地がよいかもしれません。ですが、同時に何も変わっていません。また残念ながら、婚活には年齢的な時間制限があるので、選択肢を先送りにしても条件がよくなっていくとは限らないのです。
「決断するのが苦手」という自覚がある人は、日常生活で3つのことを実践されることをおすすめしています。
些細なことでも決断する習慣をつける
「とりあえず」「なんでもいい」という思考はできるかぎりやめる。日々の些細なこと、たとえば「ランチは○○を食べる」「○○の服を着ていく」など、自分の意思で決めるように意識して過ごしてみる。
不安や執着を手放すイメージトレーニングをする
決断が苦手な人に言えるのは「悲観的になりやすい」ということ。まずは、そのことに気が付くことが大切。気が付くことができたら、選択肢の先の幸せな自分をイメージし、不安や心配を手放すイメージトレーニングをしてみる。
一歩踏み出してみる。そして、行動しながら考える
「案ずるより産むがやすし」という言葉がありますが、実際に行動してみて「あれ?」と思うほど簡単に感じた経験はありませんか? 考えすぎずに一歩踏み出して始めてみる。次に起こることは、その都度考えながら対応していく。
特に3つめの行動しながら考えるは、私自身、実践していくことで前向きな気持ちを持ちやすく、これまで踏み出すことにストレスを感じすぎていた自分を不思議に思うようになりました。
負担にならないものだけでもよいので、ぜひ取り入れてみてくださいね。