私は、日々よく口ずさんでいる大好きな曲があります。
バックナンバーの《瞬き》という曲です。
『幸せとは 星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった雨に傘をさせる事だ~~』
実際にこんな状況をイメ-ジすると、とても幸せな気持ちになります。
特別な事でも大きい事でもないのに・・・
さりげなく与えてくれる心の優しさ。
『背伸びもへりくだりもせずに
僕のそのままで愛しい気持ちを歌えたなら』
良く思われようとか、喜んでもらおうとか、頑張らなくちゃと思って示されるものではなく
ただただ相手を想う事で自然に出てくる態度やしぐさ
そんなさりげない相手の優しい気遣いを感じられた時、幸せを感じられるものじゃないでしょうか。
『夢の為に生きられた人
逃れた道が正解だった人
誰かの為に費やした人
自分を生きた人
誰にもなれなかったけど
ただ今日も僕を必要だと思ってくれたら』
・・・・
人が幸せだと感じる瞬間や内容は人それぞれですが、日々当たり前のように過ごしている中に沢山の幸せは隠れているのではないかと感じます。
結婚相手を探す際に、条件ばかりに目がいきがちになってしまっていませんか。。
本当に感じる幸せってどんなものなんだろうって、今一度イメ-ジや想像してみるのもいいと思います。
私は、若い頃は曲の音色やリズム・イメ-ジやノリを重視して良い曲だなぁなんてと思う事が多かったのですが、ある時期からその歌の歌詞をよく読むようになりました。
心に響く詩、共感できる詩、幸せになれる詩、元気になれる詩、夢を与えてくれる詩、気付きを与えてくれる詩
様々な想いが歌われている中で、この瞬きの歌詞を聞いていると、幸せの本当の意味を考えさせられるんです。
日常の中に沢山幸せの種は蒔かれている。
それをどう咲かせるか、どう生かしていくか、どう育てていくか、ほんの些細な事が人を幸せな気持ちにさせてあげる事ができる。
自分自身も幸せだと感じる事ができるのだと。
誕生日やクリスマス・バレンタインやホワイトデーなどのイベントにプレゼントやサプライズをしてあげる事が喜ばす事?幸せな事?
また、それを得られたらそれが幸せ?・・であればそれは誰にでもできる事であり、もちろんそれは大切な一つの表現やイベントとして記念になる事であるとは思いますが、もっと深い部分で大切な事・・・を感じて欲しいと思いました。
好きな人にどんな事をしてあげたいのか、特別にしてあげているわけでもない、自然にしてあげたいと思えるような気持ち・お互いが必要だって思えるような気持ちを持てる感情。
そして、相手の温かい気持ちを素直に受け止められるような純粋な感情。
そんな気持ちを持っていたら、お金では手に入らないお互いが本当に求めている幸せが何なのかという事を感じられるのではないかと思いました。