「いい人なんだけど、なぜか決めきれない…」
「この人と結婚して本当に幸せになれるのかな?」

そんなふうに悩んでいる方は、決して少なくありません。
お見合いやデートを重ねても、いつの間にか“決められないループ”に入ってしまう。
実はこれ、婚活ではよくあることなんです。

恋愛経験が豊富なのに、なぜか結婚に踏み切れなかった方にも共通しているようです。
せっかく自分の希望条件に合った方と出会い、交際が始まって、とても良い雰囲気で進んでいるのに、いざ決断を迫られると
「二人の生活が想像できない」「もっと合う人がいるかもしれない」「なんとなくピンとこない」と、曖昧な理由でお断りしてしまうこともあるのです。

さらに、理想的な相手が現れても、今度はそれを素直に受け止めずに、
「完璧すぎて怖い」「浮気されそう」「こんなに素敵な人が独身なんて、きっと裏があるに違いない」などと、
ネガティブな理由を探しては決断を先送りにしてしまう。

これは、自分で気づかぬうちに[決めない理由]を探してしまっているのかもしれません。
大きな決断をする際には特に、自分が傷つきたくないという自己防衛本能が無意識に表れている可能性も考えられます

確かに、「決めない」状態は、失敗もなく居心地がいいもの。
ですが同時に、何も変わらないという現実でもあります。

しかし、それは婚活においては特に大きな意味を持ちます。

なぜなら、婚活の現実として時間を重ねるほどに条件がよくなるわけではないからです。
むしろ年齢を重ねるごとに、厳しくなると言っても過言ではないのです。

婚活に限らず私たちの毎日は〈選択と決断〉の連続。
[決断する力]は、日常の中で少しずつ鍛えられていきます。

ここでは、「決断が苦手」と感じる方に、
日常から意識してほしい3つのポイントをお伝えしていきたいと思います。

①些細なことでも自分で決める習慣をつける

「とりあえず」「なんでもいい」という言葉を、少しだけ減らしてみましょう。
たとえば、「今日のお昼は○○を食べよう」「今日はこの服を着て出かけよう」など、
日々の小さな選択を〈自分の意思〉で決めるように意識してみてください。

それだけで、少しずつ自信と判断力が育っていきます。
“決める”ことは、筋トレと同じなんです。毎日の小さな積み重ねが必ず大きな力になります。

私自身、若いころは優柔不断なところがあり、他人に任せてしまったり合わせてしまうところがありました。

しかし、一つ一つ些細なことから自分でしっかりと物事を決めてみようと意識してからは、日々の生活にも充実しているように感じます。

②不安や執着を手放すイメ-ジをトレ-ニングする

決断ができない原因のひとつは、「悲観的になりやすい」「傷つきたくないという無意識の自己防衛本能」
もしそう感じるなら、まずはその傾向に気づくことが第一歩です。

そして、選んだ先にいる〈幸せな自分〉を思い描いてみましょう。
ネガティブな感情を持ち続けると、防衛本能が働いて直感が鈍ってしまう(鈍感)
逆に、ポジティブな心の状態でいると、新しいご縁やチャンスにもグーンと気づきやすくなりますよ。

③一歩踏み出して、行動しながら考える

「案ずるより産むがやすし」という言葉がありますが、まさにその通りで、考え過ぎてしまって悩み動けずのままではなく、まずは一歩を踏み出してみることが大切です。
そして、起こる出来事に合わせて考えていく。その時に起きたことを考えながら進んで行く!この柔軟さこそ、婚活が前に進む大きな力になります。

私自身、もともとフットワ-クが軽い性格でもありましたが、同時に不安や心配症という性分でもありました。
この“行動しながら考える”を意識するようになってから、より不安や迷いが減り、軽やかに行動できるようになりました。

人はそれぞれ、自分なりの思考パターンを持っています。
これは自らが変えていこうとしない限り自動運転で繰り返されてしまうのです。
だからこそ、最初は意識的に変えていくことが大切なんです。
それが自然な習慣となり、決断への抵抗は少しずつ薄れていきます。

トレ-ニングにより習慣化するまでは時間もかかるかもしれませんが、これも考えているよりやってみる!それだけの意識で前進しているものです。

負担にならないことから、ぜひ試してみてくださいね。

日本結婚相談所連盟(IBJ)では、お見合いから3ヶ月で結婚相手を見極めましょう、という基本ルールがあります。
最長でも6ヶ月が経過すると「成婚」とみなされる、と明確な期間の定義です。

この期間を「短い」と感じるか「長い」と感じるかは人それぞれですが、
だらだらと時間だけが過ぎてしまうのを防げるという意味では大きなメリットです。

会員の皆さんは、アプリ婚活とは異なり、全員が〈結婚を真剣に意識〉しています。
だからこそ、条件が合えば「すぐにでも結婚したい」という気持ちで臨み、
お互いが真剣に向き合う分、決断も早くなります。

実際に「1ヶ月で結婚を決めました」という方も結婚相談所では決して珍しいことではないのです。

どんなに前向きに婚活していても、「この人で本当にいいのかな?」と迷う瞬間は誰にでもあります。
そんな時は、次の2つの視点から見つめ直してみてください。


◎ 譲れないポイントを整理する

自分が結婚で大切にしたいことをもう一度見直してみましょう。
「これだけは譲れない」という価値観を明確にし、相手と違いがあっても、それをお互いに尊重できるかどうか。
この部分が長く続く関係の鍵になります。


◎ あえて“苦しい時”を想像してみる

結婚生活には楽しい時もあれば、困難もあります。
そんな時にこそ、お互いが歩み寄り、支え合えるかどうか。
それが、共に生きる上で一番大切な要素です。

「楽しい時に一緒にいたい人」ではなく、
「苦しい時にも一緒にいられる人」「そばにいたいと思える人」かどうか──
その視点で相手を見ると、気持ちが整理されていくかもしれません。

「一緒にいて楽しい人ではなく、離れていたら寂しいと思う人を選びなさい。」

私がとても大切にして感じている言葉です。

人は誰も完璧ではありません。
だからこそ、譲れない部分を大切にしながらも、
お互いを尊重し、支え合い、補い合える関係を築いていくこと。

その先にこそ、本当の幸せがあるのだと思います。


結婚相談所での活動は、仲人という味方がいつもあなたのことを応援しています。
独り悩まずなんでも相談することで幸せな成婚への近道になります。

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