
結婚相談所での基本的な活動は、連盟独自のシステムを使い、さまざまな条件からお相手を検索しながら、お見合いのお申し込みをしていきます。
お見合いを組むためには、自分から積極的にお申し込みをしていくことがとても大切です。
ところが、活動を始めてシステムを見ていく中で、
「お申し込みをしたいと思う人がいない」
また、活動期間が長くなり、これまでお申し込みをしてきたものの、
「もう、お申し込みしたいと思える人がいない」
というお声を耳にすることがあります。
せっかく結婚相談所に登録したのに、そのような気持ちになってしまったら、残念ですし、不安にもなりますよね。
お見合いをしなければ、当然その先へ進むこともできません。
「このまま誰とも出会えないのでは……」
そんな不安から、婚活へのモチベーションが下がってしまう方もいらっしゃいます。
でも、少し立ち止まって考えてみてほしいのです。
IBJにはたくさんの会員様が活動されています。
その中で、
「自分に合う人がいない」
それって本当にそうなのでしょうか?
もしかすると、あなた自身が気づかないうちに、検索条件を狭くしすぎているのかもしれません。
一度、自分がどのようなお相手検索をしているのかを振り返ってみましょう。
そして、
「幸せな結婚生活を送るためには、どんな視点でお相手を探したらいいのか?」
ここを一緒に考えてみたいと思います。
何を基準にお相手を探していますか?
お相手に望む条件は、もちろん人それぞれです。
年齢、年収、身長、学歴、職業、住んでいる場所、容姿、趣味など、「こんな人と結婚したい」という理想があるのは当然のことです。
では、あなたはお相手を検索するとき、どんな条件を入れていますか?
一度、ご自身の検索方法を振り返ってみてください。
ご自身の検索時を振り返ってみて
- ①各項目の条件を絞り過ぎていませんか?
- ②写真だけで決めていませんか?
- ③プロフィールを読んでいますか?
① 条件を絞りすぎていませんか?
もしかすると、相手に求める理想像が高すぎたり、条件の幅を狭くしすぎたりしている可能性があります。
お相手検索では、年齢・年収・学歴・身長・仕事・体型・容姿・住まい・趣味など、自分の希望条件を入力して探していきます。
もちろん、譲れない条件があることは悪いことではありません。
ただ、少しでも条件から外れていると、
「絶対に対象外」
「お申し込みを受けても会わない」
と、最初から可能性を閉じてしまっている方もいらっしゃいます。
例えば、30代女性が「同年代の30代男性が理想」と考えているとします。
その場合、検索条件を「30代まで」として、40歳の男性は一切見ない。
あるいは、「年収500万円以上」と設定して、400万円台の方はすべて対象外にする。
でも、年収400万円台の中には499万円の方もいます。
住んでいる場所についても同じです。
埼玉県の方が「東京と埼玉で探したい」と考えていたとしても、千葉県を最初から対象外にするのではなく、一度検索範囲を広げてみる。
もちろん、距離や生活環境などから、どうしても譲れない条件もあるでしょう。
でも、
「その条件は、本当に結婚生活において絶対に譲れないものですか?」
ここを一度考えてみてほしいのです。
時間を止めることはできません。
年齢の1歳、2歳の違いにこだわり続けること。
あるいは、将来変わる可能性もある収入だけにこだわって、出会いそのものを逃してしまうこと。
それよりも、
「まずは会ってみて、相性や人柄を知ってから考える」
という婚活のほうが、可能性を広げられるのではないでしょうか。
これは、「妥協してお相手を探してください」という意味ではありません。
むしろ、
「あなたが希望しているその条件は、結婚するうえで本当に絶対に譲れない条件なのか?」
を、改めて考えてみる価値があるということです。
例えば、40歳という年齢だけを理由に、39歳の方は会うけれど40歳の方からのお申し込みは一切受けない。
では、その「1歳の差」に、結婚生活を左右するほどの意味が本当にあるのでしょうか?
ここを一度考えてみてほしいのです。
② お写真だけで選んでいませんか?
お写真を重視してしまう気持ちは、とてもよく分かります。
まだ会ったこともなく、何も知らないお相手にお申し込みをするのですから、顔写真から受ける印象は大切ですよね。
「こういう雰囲気の人が好き」
「笑顔が素敵な人がいい」
誰にでも理想的なイメージはあると思います。
ただ、当然のことながら、お写真だけでその人のすべてを判断することはできません。
「そんなことは分かっている」
そう思われるかもしれません。
でも、実際の婚活では、多かれ少なかれ「写真から受ける印象」に左右されてしまうものです。
そして、婚活写真というのは、撮り方によって本当に印象が変わります。
写真写りがとても良い方もいれば、写真が苦手で緊張した表情になってしまう方もいます。
結婚相談所では、プロフィール写真は「お見合いにつながる大切な入口」といっても過言ではありません。
だからこそ、皆さんできるだけ素敵に見える写真を掲載されています。
そこで、婚活ではこんなことがよく起こります。
写真を見て、
「笑顔が素敵」
「優しそう」
「自分の好みのタイプ」
と思って会ってみたら、
「思っていた印象と違った……」
ということもあります。
反対に、
「写真ではあまり魅力を感じなかったけれど、実際に会ってみたらとても素敵な方だった」
「話してみたら面白くて、すごく話しやすかった」
「一緒にいて楽しかった」
そして、
「もう一度お会いしてみたい」
という気持ちになることもあります。
これは、婚活では決して珍しいことではありません。
だからこそ、
「写真ではタイプじゃないから」
だけで、ご縁を閉じてしまうのは、少しもったいないのです。
③ プロフィールをしっかり読んでいますか?
写真を見て、
「なんとなくタイプじゃないな」
と思い、プロフィール文章や詳細までしっかり読まずに次の方へ進んでいませんか?
実は、プロフィールを一つひとつ見ていくことで、
「趣味が自分と合っている」
「休日の過ごし方が似ている」
「考え方が素敵だな」
「カジュアル写真を見ると、意外と素敵な人かもしれない」
と、新しい発見があることがあります。
そして、実際に会ってみたら、
「写真よりずっと良かった」
ということもあります。
つまり、
プロフィール写真や文章だけでは、本当に自分と合う人なのかどうかは分からないのです。
会ってみて初めて分かることが、たくさんあります。
「条件」よりも「人柄」を知ること
お相手探しでは、条件検索をすることが基本になります。
ですから、条件は婚活において大切な要素です。
ただ、結婚生活は、条件だけで何十年も続けていくものではありません。
これまで成婚退会された会員様に、
「なぜ、この方と結婚しようと思ったのですか?」
と聞くと、
「一緒にいて居心地が良かった」
「自然体でいられた」
「話していて楽しかった」
「価値観が合っていた」
「一緒にいると安心できた」
など、最終的にはお人柄や相性を理由に挙げる方がほとんどです。
これは、条件をすべて妥協して結婚したということではありません。
むしろ、
「条件だけでは分からなかった魅力に、実際に会うことで気づいた」
ということなのです。
だから私は、会員様にいつも、
「まずは会ってみましょう」
とお伝えしています。
年齢差についても同じです。
実際に会ってみたら、「やっぱり年齢差が気になる」
と思うかもしれません。
一方で、
「全然年齢差を感じなかった」
「むしろ同年代の方より若々しく感じた」
ということもあります。
感じ方は人それぞれです。
だからこそ、会う前から自分の思い込みだけでご縁を遠ざけてしまうのは、とてももったいないことだと思うのです。
「妥協」ではなく「可能性を広げる」
結婚したくて始めた婚活。
だからこそ、
「もっと条件を下げなければいけないの?」
「妥協して相手を選ばなければいけないの?」
と思ってほしくはありません。
そうではなく、
「自分でできることを、最後までやってみた」
と思える婚活をしてほしいのです。
結果がどうなるかは、誰にも分かりません。
でも、
「会わずに後悔するより、会ってみてから答えを出す」
という行動には、必ず気づきがあります。
「やっぱり違った」
と分かることも一つの答えです。
「思っていたより素敵な人だった」
という新しい発見につながることもあります。
そして、その一つひとつの経験が、自分自身の成長や、本当に自分が求めている結婚相手を知ることにつながっていきます。
今、お申し込みをしたい人が見つからないと感じている方は、ぜひ一度、検索条件を見直してみてください。
ほんの少しだけ枠を広げることで、新しいご縁が見えてくるかもしれません。
婚活を上手く進ませるコツ
婚活では、自分の心を少しずつオープンにして、相手の良いところを見つけていくことも大切です。
長い結婚生活では、お互いの良いところだけではなく、苦手なところや弱いところも含めて受け止め、助け合い、尊重し合うことが必要になります。
だからこそ、なかなかお申し込み条件を広げられないという方は、一度こんなふうに考えてみてください。
「自分にとって譲れない条件は何だろう?」
そして、
「その条件は、本当に結婚生活に絶対必要なものなのだろうか?」
さらに、
「なぜ私は、その条件を必要だと思っているのだろう?」
ここまで深掘りしてみると、自分でも気づかなかった「本当に大切なもの」が見えてくることがあります。
見た目や外見は、出会いのきっかけになる大切な要素です。
でも、長い結婚生活を考えるなら、相手の内面を知るステップを忘れないでください。
そこで、婚活を前に進めるために、ぜひ意識してほしいのがこの3つです。
① 自分からお申し込みをする
お相手からのお申し込みを待っているだけでは、時間だけが過ぎてしまいます。
プロフィールをしっかり読んで、
「自分が譲れない条件のうち、一つでも合っている」
と思える方がいたら、まずは申し込んでみる。
一日一件でも構いません。
自分から動くことが、ご縁をつくる第一歩です。
② お申し込みを受けてみる
生理的にどうしても無理、という場合を除いて、
「自分に興味を持ってくれた方に、自分も興味を持ってみる」
という気持ちも大切です。
会ってみなければ分からないことは、本当にたくさんあります。
③ 仲人からの紹介を受けてみる
最初から「ピンとくる」必要はありません。
「どんな人なのかな?」
「一度話してみようかな」
そんな気持ちで十分です。
人柄を知るために会うことは、同時に自分自身がどんな人といると心地よいのかを知ることにもつながります。
だからこそ、
「まずは会ってみる」
という姿勢を大切にしてほしいのです。
あなたが結婚生活に求める一番大切なものは何ですか?
最後に、いつも自分自身に問いかけてみてほしいことがあります。
「私は、結婚生活に何を求めているのだろう?」
1年後。
3年後。
5年後。
10年後。
どんな人と、どんな毎日を過ごしていたいですか?
休日には一緒に出かけたいですか?
何でも話せる関係が理想ですか?
困ったときに支え合える相手がいいですか?
それとも、会話がなくても一緒にいるだけで安心できる関係でしょうか?
「どんな人と結婚したいか」だけではなく、
「どんな結婚生活を送りたいのか」
を具体的にイメージしてみてください。
そうすると、これまで「絶対に必要」だと思っていた条件が、実はそれほど重要ではなかったり、
反対に、今まで気にしていなかったことが、自分にとってとても大切だったと気づくこともあります。
婚活は、ただ条件に合う人を探す活動ではありません。
自分がどんな人生を送りたいのかを考えながら、これからの人生を一緒に歩む人を探していく活動です。
「会いたい人がいない」と感じたら一人で悩まないでください。
検索条件を一緒に見直してみる。
なぜその条件が必要なのか、一緒に考えてみる。
そして、今まで見ていなかった可能性にも目を向けてみる。
そんな小さな一歩が、新しいご縁につながることがあります。
会わずに後悔するより、まずは会ってみる!ことです。
あなたの婚活が、条件だけに縛られたものではなく、素敵なご縁と出会うための時間になりますように。
結婚相談所での活動は、仲人という味方がいつもあなたのことを応援しています。
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